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No Side History
第28話:結成
ダジャレのおっちゃんの大に遭遇し、三陸の秋刀魚をお口に携えたアーモンドアイの睡眠学習に巻き込まれた第一 回釜石ツアーをFacebookで振り返っていたら日記の其処彼処に聞き慣れたワードが出てきました。
「ビールブラザーズ」。
知る人ぞ知るノーサイドクラブ発のおじさんユニット。
これまで粉骨砕身全力で避け続けてきたのですが(笑)、
釜石ツアーでそのネームが大爆発、お店の歴史を語る以上、どうしても触れないわけにはいきませんので、ここで忘備録としてあらためてご説明させて頂きます。
結成は2013年9月。
きっかけはお店の常連さんの中でもオープンからクローズまで生ビール以外飲んでる姿を見たことがない、 特に生ビールへの深い愛をカウンターで表現するお三方の見ているこちらが気持ちいいほどの飲みっぷりと肝臓力を称え、尊び、崇めるために...
と言うのはあくまでも建前で…(笑)
そのお三方は生ビールを飲むペースがとてつもなく早く、お店が忙しい時にもそのペースは落ちず、オカワリを何度も注ぐのが大変だったため、 一瞬の思いつきでとりあえずそのお三方を「ビールブラザーズ」と命名し纏め、混雑時のオワカリ暴発を防ぐ目的で(笑)、
特別に大きなオリジナルジョッキを進呈したことが全ての始まりです。
ビールを愛し、愛され、数十年。
海水浴はハワイではなく麦の海。
幼少時代のヒーローはキレンジャー。
信号は当然黄色で渡り、デザートは問答無用でバナナを選ぶ。
麦とホップと水と酵母に身も心も委ね、
その純白の泡とホップの香り、黄金色の夢幻の輝きに
人生を賭けて投影してしまった儚くも愛すべき男たち。
長兄なのに一番自由で問題児(笑)。
チョコをちょこっとつまみながらスコッチを少っし嗜む。
鈴鹿ラグビー場での応援は静か(すずか)にしつつ、グルジアのスクラムは苦しいや(グルジィヤ)。
豊田自動織機に負けてショック(キ)を受けながらも醤油片手にしょう(そう)ゆうこと!!
飲めば飲むほどそのスベり具合は羽生結弦選手の四回転アクセルをも凌ぐ
“ムムムとダジャレのおっちゃん"こと川島一彦さん。
次兄なのに長兄みたい(笑)。
いつもニコニコ優しい笑顔。
が、ビールの在庫切れと人道に逸れたことをしようものなら、
その裏に潜む義理と人情に溢れた昭和模の漢気が絶対に許さん!
銃とスキューバセットを片手にカウンターを席巻、遺伝子拡散禁止条例対象者でありながらも安定感抜群の飲みっぷりを魅せる"ビルブラのまとめ役"こと高花勇さん。
三男だけど一番真面目(笑)。
15分で500mlの缶ビール1本が絶好調の証。
よってノーサイド時には6本の空き缶が足元に鎮座。
まるで大海原でコンタクトをとり合う鯨の如く、20,000人が集う秩父宮で唯一、声だけで席の場所をみんなに伝えてくれる人呼んで”天然人力爆音スピーカー"こと廣松竜治さん。
正真正銘、このお三方こそがビールブラザーズのオリジナルメンバーなのであります!!
以後、見知らぬ地へと修行に出てしまった見習い
"のぐもんの乱"を経て、遅れての参加でありながら、もはや"ビルブラの重鎮"とも言うべき監査役米田修さん、東芝と生ビールの愛の天秤に悩む"Mr.威風堂々"相談役青木達也さん、
そして四男に”酔うとスクールウォーズの顔面凶器水原よりも怖い口と目つきで睨みを利かす紫紺ランナー"横山大輔さんがビルブラ入りを果たし、依然勢力を拡大中。
麦酒をガソリンに日本の高度経済成長を支え、昭和〜平成〜令和を跨ぎながら遅れてきた平均年齢54歳のゆるキャラ軍団「ビールブラザーズ」。
全米が注目!!せず、世界が震撼!!もしない、その動向には彩り華やかなノーサイドクラブスタッフ陣も全く注目せず(笑)。
でも僕はカウンターから常に注視、ノーサイドクラブが世界に誇る"常連を超えた常連"さんだと思っています!
安心して下さい!好いてますよ!!!
いつも本当に有り難うございます!!
(明日へ続きます)
★from 容子
「ノーサイドクラブはビルブラの皆さんにも支えられています! いつもありがとうございます!!以上!!笑」