高田馬場にあるラグビーダイナー「ノーサイドクラブ」

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Noside History

「第二十三話:ワースト第一位」

先のセントパトリックスデイパレードでアピールした「東京セブンズ2013」。

なんと!
ノーサイドクラブはその世界的ラグビーイベントにて日本ラグビー協会より会場での出店をオファーされ、観戦者ではなく、参加者として、イベントを迎えることとなりました。

お店の外で飲食店をやるのはもちろん初めて。

メニュー構成から看板含む店舗作り、テント設営、材料と調理器具の用意、在庫の確保、そしてキッチンカーの使用に至るまで何もかもが手作りで全てが手探りの中、日々準備に勤しみました。


今でこそ、先のW杯はもちろん、サンウルブズの試合なども国内で頻繁に行われていますので国際試合の雰囲気はある程度分かりますが、当時国内でラグビーの世界的イベントなどはほとんど皆無。

ましてや外での飲食店も未経験。

そこで、情報収集のために香港セブンズの常連さんや前年の東京セブンズに行かれた方などへ状況を伺ってみると...

セブンズの大会は1万人以上の観客、しかもみんな仮装してて外国人だらけ!

普通のラグビーの試合とは違い、音楽フェスのようにめちゃくちゃ盛り上がる!

海外のお客様が多い分、とにかく生ビールの出る量が尋常じゃないので樽とおつまみの在庫の確保だけは絶対にしておくように!!とのこと。


そこで酒屋さんにお願いして生ビールの樽を30個以上キープ。

看板など店舗設営も何とかギリギリで間に合い、準備万端!

前夜祭ではDJまでもやらせて頂き、ワクワクドキドキも最高潮、何となく怪しい天気予報だけを懸念しつつも充実の面持ちで当日を迎えたのですが…

希望虚しく朝から極寒(泣)
途中からは雨も降り始めたこともあって観客も疎ら。

外国人も顔を覚えてしまうほどの数(笑)


二日目も朝からより一層雨風が酷くなり、凍えるような寒さの中、震える手でびしょびしょのテントを設営しオープンするも当然の如くお客様はほとんど来ず… スタッフも体調不良になってしまうほど。


この日のために特別に用意した東京セブンズ限定メニュー「フローズン日本酒」は全く出ず、生樽も9割以上が残り、ジャンボフランクに至っては100本以上が冷凍のままステイ。

唯一、注文が殺到したカイロがわりのホットワインもまさかここまでの寒さになることは想定していなかったので在庫数が全く足りず、臨時スタッフに近くの酒屋さんへ買いに行ってもらう始末。(真ちゃん、有り難う!)

加えて、赤ワインをただ温めるだけでは苦くて飲めないことも全く知らず、ホットワイン1個出すのにもてんてこまい(笑)

三寒四温の雨と寒さ、経験不足というダブルラインに完全に屈した二日間となりました。


ただ、一瞬でも辛さを忘れさせてくれた日本代表勝利の時の喜びと盛り上がりは今でも忘れないですし、生樽全部の返品を受け入れてくれた佐々木酒店さんにも感謝の一言しかありません。

そして何よりスタッフの春ちゃん、萌ちゃん、マユちゃん、真ちゃん、そしてお店やお片付けをお手伝いしてくれた古賀さん、若見さん、やっちん、イチローさん、みんながいなければ最後まで乗り切ることは絶対に出来ませんでした。

あの時は本当に有り難うございます。

「もはや修行だったね」(笑)

次の日、片付けに秩父宮ラグビー場に行った際に容子が呟いた一言です。

この8年半において、この三日間は今でも二人の中で一番厳しかったワースト第一位に必ずノミネートしてきます(笑)

毎回毎回苦難と失敗の連続、でもサイヤ人の如く苦しければ苦しいほど、傷つけば傷つくほどそれを乗り越えた時に地力がつき、成長するのもまた間違いない事実ですし、だからこそ、それらの経験を糧に今日まで歩んで来れたのだと思います。

オープンから2年目の無知未熟な若輩者にしてラグビーの世界的イベントに参加させて頂いたことは本当に大きな経験と財産。

H嘉さん、あの時はお声がけ頂き、本当に有り難うございました!!
(明日へ続きます)


「★Message from 容子」
今回はあまりにも想いが強く(笑)、メッセージ欄だけでは収まりきれないため、明日、本人の当時の日記と共にアップさせて頂きます!

 

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